トイレトレーニングを次男に挑戦させているので、パパも毎朝決められたメニューの筋トレに挑戦することにし、初日を終えた段階で、もう少し量を減らせばよかったと弱音を吐く手前で我慢した38歳アフリカジンバブエ主夫です。衰えた体を鍛えなおそう!
MUPカレッジ、今週は「論理的思考スキル」、
2週に分けてアウトプットしていきます!
結論:掛け算の法則で、スキルがあっても論理的思考スキルがなければ無意味。
論理的思考スキルとは
倫理思考スキル=ロジカルシンキング
ビジネスを行っていく上で一番重要なスキルと言われている。
論理的に伝えることで、説得力を増加させる考え方になります。
いくら100点満点の資料があっても、倫理的に話したり、組み立てたりする能力が0だと、100×0=0になってしまうので、ビジネスでは通用しなくなってしまう。
では、その重要な論理思考スキルを学んでいきましょう!
ラーメン屋の売上と利益を考える
座席数 :13席
場所 :浜松町駅近
従業員数 :3
ラーメン価格:650円
Q:ラーメン屋の売上と利益を考えてみましょう。
答えは分かりましたか?
すいません、実はこの問題の答えは誰にも分かりません。
なぜかと言うと、売上は誰にも分からないからなんです…
では、なぜこんな問題を出したかというと、
論理的思考スキル・ロジカルシンキングの大ベースになるのが、
答えの正解・不正解ではなく、考え方の正解不正解を見る思考力(フェルミ推定)が大事だからです。
例えば、売上いくらですかと聞かれたときに、
「売上は101万円」です。
と言う答えが重要ではなくて、
なぜ、「101万円」の売上になったのかという、ロジックが重要になってくると言うことですね。
表を使って売上を考えてみる
それでは、答えではなく、
答えまでのロジックを表を使って考えてみましょう。
まずは、数字から求めるのではなく、
ラーメン屋の売上に関する要素を考えながら、フレームワークを作っていきます。
そして、売上を考える上で大事なのが時間帯、
「平日」「週末」、「ランチ」「夜」と分けると、「平日ランチ」「平日夜」「週末ランチ」「週末夜」と4つに分解ができます。
そして、売上に関係してくる「回転数」「来店数」「客単価」「売上」を、「営業日」「原価」「コスト」を積み上げていき、
「売上−経費=利益」を導くことができます。
このように、フレームワークの作り方を覚えておくと、
例えば、ラーメン屋以外でもカフェやレストランに行った時に、ただ料理を待っているのではなく、その店の売上要素を考えながらフレームワークを頭の中で考えるだけで、ビジネスに繋がるスキルがいつの間にか身につけることができるようになります。
顧客視点を論理的に証明、追求することビジネスでは最重要
例えば、ラーメン屋を出店しようとした時に、
なんでこの立地がいいんですか? 何がいんですか?
と、聞かれた時に、何となくと答えるオーナーや起業家が多くいるのですが、殆どが潰れてしまいます。
ところが、何でこのサービス、この事業をやるんですかの質問に、
論理的思考が答えれるオーナーや起業家は必ず成功しています。
どれだけ顧客視点で論理的に証明、追求することが、ビジネスの成功への近道かってことですね。
コぺルニクスの地動説思考
コぺルニクスの地動説思考がビジネスでは最重要と言われている理由。
従来の考え方を完全にひっくり返す画期的な発想を「コペルニクス的発想」といいます。
人間というのは、自分中心で物事を考えてしまいがち、
昔の人は、「地球の周りを惑星が回っている」と考えていましが、
コペルニクスは、天動説を覆す太陽を中心とした地動説を唱えました。天文学史上最も重要な再発見とされています。
要するに、昔の人のように、人間というのはなぜか何事も自分中心に考えてしまうものです。自分の視点が正しいと思い込んでしまい、自分の事業に思い込みを抱いてしまうもの。
でも、しっかりとしたデータに基づく事実が必要、
まずは、自分の見える視点がいつでも正しくないと言うことを、いつでも疑うことが大事、
それが、ここまで学んだ、論理的思考になると言うことですね。
人は物事をドラマチック化してしまう習性がある
ここで質問です。
Q 世界で予防接種を受けられていない子供は何%いるとおもますか?
1 20%
2 50%
3 80%
正解は、「1 20%」です。
80%の子供達は予防接種を受けているんです。
答えられましたか?
この問題の正解率は10%です。
なぜかと言うと、テロ事件のニュースやアフリカの貧しい国のニュースを目にしていることによって、頭の中で「ドラマチック化」してしまっているからなんです。
でも、冷静にデータをみることで、簡単に答えることはできます。
要するに、自分の中の思い込みを捨てなければならないってことですね。
捨てなければいけない思考
先ほどの質問で、思い込みを捨てなければならないことが分かりました、
では、ビジネスに当てはめていくと、
自分の考えが正しいと思うのではなくて、
人の考えと、自分の考えをマッチングさせて論理的に証明していくことが、
ビジネスで100%成功する条件になります。
この条件を成立させるためには、
人間の本能の「分断思考」と「ネガティブ思考」を捨てる必要があると言うことになります。
分断本能をなくす
人っていうのは、なぜか物事を二つに分けたがる。
例えば、
金持 貧乏
先進国 途上国
幸せ 不幸
勝ち組 負け組
サラリーマン フリーランス
でも、実際にはこの二つを単純に二つに分けることは難しい、
例えば、金持ちと貧乏の間の中間層の人達も沢山いますし、
先進国と途上国の線引きも曖昧です。
幸せと不幸も人の価値観によってしまう。
黒か白かに当てはめる前に、間のグラデーション理解が必要不可欠になる。
では、なぜビジネスの世界で二つに分けるこビジネスがうまくいかないのか?
例えば、飲食店を作りたい場合、
立地が大事になってきますが、
交通量が多い =良い
交通量が少ない=悪い
と、考えるのが普通だと思います。
でも、ここで、交通量が多いことへのネガティブな考えを持ったり、
交通量が少ないことへのポジティブな考えを持つ人があまりいません。
では、どのように考えるかと言うと、
交通量が多い
・家賃が高い
・人が沢山必要
交通量が少ない
・家賃が安い
・人もいらない
・デリバリー系に専念し店舗は気持ちのいい気楽な接客
ビジネスを考える上で、一番大事なのはどれだけ売上を上げるかではなく、どれだけ利益を残すことかが重要になってくるので、
このように、分断した物を更に細かく考えていくと、ただ「交通量が多い」だけがよい訳ではないと言う、間のグラデーションの部分を考えることが大事になってきますね。
ネガティブ本能
ネガティブ本能=共感
人間は色んなことに共感します。
その中でも「ネガティブ」なことに共感しやすくなります。
例えば、
「保育園落ちた死ね」=共感
「保育園入れた良し」=無共感
このように、人って言うのはネガティブなことに凄く反応しやすいと言われています。
他にも、世界中で、「感染症」「子供死亡率」「戦争死者」のニュースが流れているので、どうしても世界は悪くなっていると思い込んでしまう。
でも、実際は全ての数字は減っている。
でもなぜ?
それは、メディアのネガティブセンサーのコントロール術によって思い込まされてしまっているからなんです。
実際に報道されたネガティブセンサーでは、
「ソフトバンク通信障害後の約5日間で1万件以上の解約」
と言う記事が出ました。
これだけみると、通信障害で1万件も解約になってしまったんだと思ってしまいますが、実際はのデータを見ると。
日本の回線は1億7000万回線
そのうち23%がソフトバンク
約3910万回線がソフトバンク回線
年間解約率2%なので=782000解約/年
782000解約/365日=2142件/日
2142件=10712件
ってことは、普段から5日間で1万件は解約になっていることが分かりますようね。通信障害関係ないですね。
要するに、メディアは視聴率を取るために、人々が共感しやすい情報をうまく伝えているってことですね。
私達は、普段見るもの、普段聴くものを一回疑ってその下調べをして、ロジカルに一回考える。
そうすると事実が分かるようになる。
分かると、データにできる、データにできるから成功する。
そして、ビジネスに繋いていく。
〜まとめ〜
メディアの裏付けというものがとても重要で、
自分の感情や感覚を定量化して証明することが重要になってくると言うことですね。
訂正化で感情に流されずに、論理的思考スキルで物事を考えて行かなければならないってことですね。
今回のアウトプットも長くなってしまいましたが、
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
うまく伝わりましたでしょうか?
来週は、論理的思考スキル2を投稿しますので、
週一回のマーケティング学習のアウトプットもよろしくお願いします!