久しぶりにSNSで自分の写真を投稿したら、「髪の毛増えたね」のコメントが多く、嬉しい反面、以前はそんなに薄いと思われていたんだと複雑な心境になった38歳アフリカジンバブエ主夫です。確かに増えましたw
MUPカレッジ、今週は「ブランディングスキル」について、学んでいきます!
結論:商品を売りたいのであれば商品を売るな
ブランディングがないと、どれだけいい商品でも、どれだけしっかりしたサービスも売れない。
美容師を例えると、
髪の毛を切る価格は、5万円〜千円と値段の差が4万9千円も離れている。
この差をどう生み出すかがブランディング、
では、学んでいきましょう!
ブランディングとは
まずは、ブランディングを知るために、マーケティング、広告、PRとの違いを見ていきたいと思います。
・Marketing 自分から、あなたが好きです(特定の人に)
・Advertising 自分から、好きです、好きです、好きです(不特定の人に)
・PR 第三者から、あなたが好きみたいよ
・Brandeing あなたが好きですと言われる
ブランディングとは、相手から好きですと求められることですね、
ブランディング戦略がしっかりしていると、マーケティング、広告、PRがなくてもお客様から商品やサービスを求められるってこと。
ブランディングの種類
ブランディングには4種類に分類で切るので見てみましょう。
ブランディングをしないと
では、ブランディングを行わないと、どのような事になってしまうのか?
企業というのは、設立して5年間継続できるのは数%と言われています。
その中で、勝ち残っている企業は必ずブランディングをしている企業。
では、ブランディングがない企業がどのような負のスパイラルにハマってしまうのか?
付加価値をつけない商品には、必ず「価格競争」が起きてしまう。
「価格競争」が起きると、
「サービス競争」、「自社コスト」、「利益率低下」、「コスト消滅」、
「PR消滅」、「シェア低下」の負のスパイラルにハマってしまう。
結果、倒産に追い込まれてしまうと言うことですね。
競合を把握するが、競合を作っては行けない
結論:コーポレートブランディング=○○だが、○○ではないと明確に断言
では、「Google」を例に出してみましょう。
Googleは、広告会社と言うイメージがあります。
実際に、売上の90%は広告での利益になってます。
ところが、Googleは、広告会社ではあるが、広告会社ではないと言ってます。
なぜか?
広告会社だと明言してしまうと、競合の中に入ってしまい、
他社との価格競争が起きてしまうため。
プロダクトブランディング
プロダクトブランディングとは、価格、材料等を考える重要なブランディング。
ここで、問題です。
【現状把握】シャングリアホテルはカフェラテの販売をしようと考えています。
【数値事実】100人対象のデブス調査の結果500円であればカフェラテを
全員頼む
【数値事実】1500円は全員高すぎて誰も頼まないとの結果
【数値事実】1杯のカフェラテを提供できるのに人件費、仕入れ原価など全てを
含め300円かかる
Q:シャングリアホテルはこのカフェラテをいくらで売るべきでしょうか?
まずは、グラフで価格設定の基本図を作ってみましょう。
飲食店でも美容院でも起業するのに、価格設定は必ず必要になってきます。
先ほどの、問題の中にあったアンケート結果を図に纏めてみると、
こんな感じになります。
500円だったら全員が買うとアンケート結果で出ていたので、
答えを500円にしましたか?
実は、この500円という価格で販売してしまうと100%事業は潰れてしまいます。それはなぜかと言うと、適正価格をちゃんと把握できていないから。
では、次のグラフを見てみましょう。
コスト300円(販売費込)を考えたカフェラテの値付けフローになります。
重要なのは、黄色の利益の部分になります。
では、販売価格ごとの「売り上げ」「コスト」「利益」を見ていきましょう。
・販売価格500円、
売り上げ:50000円 コスト:30000円 利益:20000円
・販売価格750円
売り上げ:56350円 コスト:22500円 利益:33750円
・販売価格1000円
売り上げ:50000円 コスト:15000円 利益:35000円
・販売価格1250円
売り上げ:31250円 コスト:7500円 利益:23750円
もう、正解はわかりましたよね?
ビジネスで一番大事なのは、どれだけ利益を残すかと言うことなので、
正解は、販売価格1000円になります。
プロダクトブランディングで、今回の結果をどのように反映していくかと言うと、1000円で50人に販売することを実践し、500円、700円は切り捨て、1250円、1500円には更なる付加価値をつける挑戦になり、ビジネスの楽しさ可能性になります。
ブランディングとは、どれだか付加価値を伝えたり、体験させることで、他にはない差別化ができるってことですね。
スタバとマックのコーヒーを考えてみる
1杯500円のスターバックスコーヒー
1杯100円のマクドナルドコーヒー
では、なぜスターバックスコヒーを人々は買うのか?
考えてみましょう。
ブランディング、スタバのステータス?
どちらも正解です!
でも、もう少しビジネスに繋げて考えてみることにしましょう。
なぜ?
なぜを掘り下げていくと、
「フランチャイズ」か「フランチャイズではないか」の違い。
例えば、フランチャイズのマクドナルドのオーナーとなった場合を考えてみましょう。
まずお店を任されたら、「儲けたい」と思いますよね、
でもフランチャイズでは価格を変えることができない、それでも売り上げを上げるためには、回転率を上げるしかない、回転率を上げるためには、座席数を増やします。座席数を増やすと当然スペースはなくなるため、ゆったりとコーヒーを楽しくことが難しくなります。そうすると500円で売れるコーヒーは100円で売るしかなくなってしまう。
ただ、マクドナルドにはノウハウがあるので、潰れることはないのですが、
個人の人がやってしまうと潰れてしまう。
ところが、スターバックスはこのことを知っていたので、フランチャイズにはしなかったと言うことですね。
全て、直営店で運営しているスターバックスは、席数の確保や儲けファーストの運営をしていないので、広いスペースでゆったりとした時間を過ごすことを優先して考えることができているので、500円のコーヒーでもお客さんを集客することができるんってことですね。
ブランディングやステートメントというのは、表面の価格であってそのブランディングやステートメントを作るための構造があることまで理解することが重要になります。
セールスブランディング
どう売るかを考える。
今回の結論、「商品を売りたいのであれば、商品を売るな」にたどり着きました。
YAMAHAを例に考えてみましょう。
YAMAHAはピアノの販売をしている会社ですが、
ピアノは1台300万、500万もっと高い物は、
1000万くらいします。
そこで、YAMAHAは、「ピアノ教室戦略」を行いました。
いきなりピアノを買ってもらうことは難しい、
だから、ピアノを買わせるのではなくて、
まずはピアノを習わせて、体験の後にピアノを買わせるって戦略を取っています。
3つの付加価値の考え方
1 空間付加価値
空間、店内の雰囲気、インテリアを変える
2 商品付加価値
シャンプーを変える(美容院)、食材にこだわる(飲食店)
3 サービス付加価値
エンターテイメント、お客様をワクワクさせるサービス
唯一お金のかからない付加価値で効果が一番期待できる!
〜まとめ〜
ブランディングスキルを身につける事によって、
他社との差別化ができ、独自性のあるサービスが提供できるって事ですね。
今回は、かなり長めのアウトプットになってしまいました。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
主夫になってから、周りの人達に置いていかれている気がして、
最初は焦っていましが、MUPカレッジに入って学ぶことで、
今、働いている人に負けない以上の学びを得ている気がします。
もし、今回の記事を見ていただていて、
MUPカレッジにご興味がある方は、
こちらのURLより詳しい内容を見るとことができます。
https://www.takakitakehana.com/mup
また、興味がありましたら、コメント頂けますと幸いです。
まずは、無料のYOUTUBEから見るだけでも勉強になります。
では、来週はWeek9をアウトプットしたいと思います。